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Raspberry Pi 3 を買ってみた - 準備物編 -

Raspberry Piとは

簡単に言うと
Raspberry Pi とは汎用入出力ポートを備えた小型PCみたいなもんです。

ちょっとしたPCくらいの処理性能を持ちながらも
様々なセンサや出力機器を搭載することができるすごいやつです。

少し高度な電子工作のお供にするもよし,
周りで使ってる人はサーバーとして運用している例が多い気がします。

買ったもの・本体まわり

Raspberry Pi 3 本体+ケースセット

言わずもがなの本体。電子機器ですのでケースは合ったほうが良いでしょう。
ヒートシンクがデフォでついてるのも好印象。


マイクロSDカード

ラズパイの記憶容量にはSDカードが必要です。

シリコンパワー microSDHCカード 16GB class10 アダプタ付 永久保証 ブラック SP016GBSTH010V10SP

シリコンパワー microSDHCカード 16GB class10 アダプタ付 永久保証 ブラック SP016GBSTH010V10SP

PCでいうところのHDDやSSDに当たるのがこのマイクロSDカードになります。
間違ってSDカードを買わないように注意です。
容量は最低8G程度欲しく,16Gあれば安心,私はオーバースペックなのがいいと思って32Gにしました。
OSが1.5G,ソフトいろいろ入れると基本構成だけでそこそこ食うので
用途によって各自調節してください。

端末によって相性があるのと,SD変換器がないと書き込めないのでそこだけは注意です。

セットアップに必要なもの

このあたりまだ買っていないですが普通にセットアップするにあたって幾つか必要な物があります。

ディスプレイ・HDMIケーブル

小型PCなので当然ディスプレイと接続ケーブルが必要です。
HDMIしか出力できないので,そこはやや注意ですね。

高いものを買えとは言わないですが,抵抗値の低いものである必要はあります。
無難なのは短めのケーブルでしょうか。

LANケーブル

これも当然ですが初回セットアップ時は基本的に有線環境が必要です。
無線でやる方法もあるらしいですが今回は載せません。

電源(microUSB)

これが一番厄介で,MicroUSB端子で電力を供給する電源が必要です。
プラグ自体はアンドロイドの携帯やモバイルルーターなどによく使われる型なのですが,電源供給能力が問題で,Raspberry Pi 3では 5V 2.5A を要求してきます。

これは急速充電器の水準で,予め持っている人は少ないのでは無いでしょうか。

SWITCHSCIENCEの検証記事で電源の能力が低いあるいはケーブルの抵抗が多いと
十分な性能を出せないことが示されています。
http://doc.switch-science.com/support/RaspberryPi3/raspi3power.pdf

f:id:ossyaritoori:20160820171144p:plain
上図の通り2.4Aの電源でも抵抗の高いケーブルを用いると計算能力が著しく劣化します。
1Aとかの低い電源の場合はPCが落ちたそうです。


ここはケチらずにきちんとしたものを買うのが良いでしょう。

一応,amazonでケーブル一体型のが1500円弱で売っています。

Raspberry Pi用電源セット(5V 3.0A)?Pi3フル負荷検証済

Raspberry Pi用電源セット(5V 3.0A)?Pi3フル負荷検証済


個人的にはアダプタの方が汎用性があるので
こういったタイプを使いました。

2016/12/08 追記: 上記の品はなにやら不快な高周波音がなります。変な機器が埋まっていないのであれば整流回路が雑なのか知りませんが,
音が気になるかたは他のものにした方がよいかもしれません。

2016/8/21 追記 -ケーブル類について-

電源の項でも触れましたが電力損失の大きな線を使うといろいろ不都合が生じそうです。
HDMIの変換プラグを使った時に,画面が映らないなんてことが何度かありましたが,
どうやらRaspberry Piの出す映像出力は対して強くないらしいのであまり長い線や複数の変換ケーブルを介さない方が良いでしょう。

読むのが面倒な人のための必要物品リスト

ほぼ広告ですが参考までに商品をまとめて置いておきます。(ADBlock環境下では表示されないので注意)