Ubuntu14.04をUSBブートするためのセットアップ
今回はUSBブートでUbuntuを用いたいという要望があったので
その作成方法をメモとして残しておきます。
インストール単体については正直,他のサイトを見たほうが断然良いので
手順と参照サイトだけ残しておきます。
- 大前提:USBブートの利点,欠点
- USBメモリの選定
- 実際のインストール - Pattern1 - DVDからインストール
- 実際のインストール - Pattern2 - Windowsなどから直接書き込み
- 最後に:FAT32とかext4とかなんぞや?
大前提:USBブートの利点,欠点
USBブートの利点
- 自分のPCの環境を一切変えずに試せる
- USBからブートできるPCであれば(PCを要確認)どのPCでも同じ環境を使用できる
USBブートの欠点
USBメモリの選定
USBメモリの選定ですがこれが1番手のかかる分野だと思います。
求められるUSBメモリの条件は,
- 最低限4G以上。正直8Gか16Gはあったほうが良い。
- USB3.0 推奨。read/write速度が結局性能を決める。
- 長持ちするメモリ推奨:たくさん読み書きを行うので耐久性がかなり大事。
これを満たすUSBメモリは...結構探すのが大変です。
とにかく安価なメモリは避け,信用のある会社の物品を使うことをおすすめします。
amazonで買うならば,しっかりレビューを見るようにしましょう。
ショップで買うなら上記の条件をきっちり伝えるようにすると良いです。
今回は無期限保証につられてTranscendのを買いました。
Transcend USBメモリ 64GB USB 3.0 キャップ式 ブラック (無期限保証) TS64GJF700
- 出版社/メーカー: トランセンド・ジャパン
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
お金があるならサンディスクなんかがおすすめでしょうか。
SanDisk Extreme USB3.0 フラッシュメモリー 64GB (無期限保証)[国内正規品] SDCZ80-064G-J57
- 出版社/メーカー: サンディスク
- 発売日: 2014/04/15
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
実際のインストール - Pattern1 - DVDからインストール
こちらは私が実際にやった手法です。
という文献がありました。
DVDを読んでUSBに焼くので正直時間は結構かかりました。
なお,今はUSBにイメージを焼くのを推奨されている節もあるようです。
こちらのサイトの情報なんかが参考になります。
【windows上】 Ubuntu の ブートUSB を作る - arisua4's diary
PCをDVDドライブから起動できるようにする
DVDイメージを持っている人は良いですが,持っていない人はまず,DVDにUbuntuのインストーラを入れます。
下記のようなブログを元にDVDにファイルを移してください。
Windowsマシンを使ってUbuntuのISOイメージをDVDに書き込む
次に,PCのBIOS(起動時にF2とか押すと出るやつ)をつけて,
「起動時にDVDの電源をONにする」,「DVDからの起動を最優先にする」の2点を行います。
DVDからUSBにUbuntuをインストール
下記のブログが大変参考になりました。
cloud-work.net
また,同様の手順を行っている方として以下の方もいらっしゃいます。
yohaku6066.blog.fc2.com
比較的メジャーと言える手法かもしれません。
実際のインストール - Pattern2 - Windowsなどから直接書き込み
私は試してないですが直接書き込みもできるようです。
検索すると以下のサイトが出てきます。
Ubuntu 14.04 起動USBメモリの作成(変更データ保存領域あり)と日本語化 Linux USB kumasan
書き込み用のソフトをPCに入れて,それを用いてUSBへの書き込みといった流れのようです。
isoをディスクに焼かなくて良いのでこっちのほうがいいかもしれませんね。