KerasのバックエンドがTheanoから変更できなくなった話
結論
結論から言うと
~\.keras.jsonを見るだけでなく,
keras_activate.batの存在にも注意した方がいいです。
Kerasのバックエンドの変え方
KerasのバックエンドはTheanoかTensorflowか選べます。
中身はたいていユーザ直下の「.keras\keras.json」を弄れば解決します。
公式の通りにやればいいでしょう。
バックエンド - Keras Documentation
ただ,今回ハマった問題としてここを変更したにもかかわらず
backendがTheanoに固定されていた問題に一時間ほど悪戦苦闘しました。
それでもうまくいかない場合
私の場合,仮想環境を立ち上げた際に次のコマンドが出力されていました。
どう見てもデフォルトバックエンドをtheanoに固定しに来ています。
許せん。
\Anaconda3\envs\tf35\etc\conda\activate.d>set "KERAS_BACKEND=theano"
どう見てもこのファイルが怪しいので現地へと調査しにいきました。
今回インタビューをするのは「keras_activate.bat」さん。
中身を見ると…
set "KERAS_BACKEND=theano"
はいギルティー。
set "KERAS_BACKEND=tensorflow"
上記のように書き換えておきましょう。