粗大メモ置き場

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IPEでブロック図を書く

どうも。ですます調とである調が気分によって変わる男です。

IPEとは

PDF等を加工できる描画ソフト。
今回の使用目的としては「Latexが使える強いInkscape」とでも思ってくれれば良い。

導入

以下のサイトからダウンロード,解凍すること。
The Ipe extensible drawing editor

インストールは要らず,解凍したらすぐ使える。

動画

インド英語で聞きとりにくいという噂
www.youtube.com

簡単なブロック線図を書く手順

起動すると以下のような画面が出てくる。今回気をつけるであろう所に赤◯を着けた。上の◯はグリッドのサイズ調整なので無視してくれて良い。
また,グリッドが表示されてない人は左上から数えて5番目の田みたいになってるアイコン(「Snap」の真下)をクリックしてくれ。
f:id:ossyaritoori:20180126114014p:plain

ブロックを書く

箱を書くところだが以下のように箱のマークをクリックしてグリッドをクリックすることで描画が開始できる。
グリッドが荒く感じたら上の16ptとなっている所をいじろう。
f:id:ossyaritoori:20180126114406p:plain

左上と右下の2点のみを指定すればブロックが書ける。

テキストオブジェクトを挿入

テキストオブジェクトは当然「A」みたいになってるアイコンから呼べる。
f:id:ossyaritoori:20180126115141p:plain
上のような画面が出てくるが,
①で普通の文とLatex数式環境を選択でき,
②で文字サイズ(ただしTex形式)を変更可能。今回はLARGEを使用。

各コマンドの具体的な大きさはLaTeXコマンド集 - 文字サイズを見てくれ。


なお,①で普通の文を選んでも$で囲めば数式環境になるので気にならない。
このウィンドウは右クリックMenu最下段でも呼べる。

テキストオブジェクトの位置調整

IPEはこのグリッド上でしかオブジェクトを移動できないらしい。
しかもデフォルトではこのオブジェクトの位置の基準が左下にあるのでどうやっても綺麗に並ばない。

  • 右クリックで「Horizontal Alignment」→「hcenter」
  • 右クリックで「Vertical Alignment」→「baseline」

として基準を真ん中に持ってくることで解決。

左が提案手法で右がデフォルト。
f:id:ossyaritoori:20180126120240p:plain

矢印でつなぐ

線を呼ぶオブジェクトをクリック。
始点はクリック1回。終点はクリック2回。
その際以下の赤線で囲った所をクリックして矢印オブジェクトを指定する。
f:id:ossyaritoori:20180126120709p:plain

丸を付ける

フィードバックなどの結合部に◯を書くには以下のような,中心と円周を指定して円を描くモードを使うと良い。
この際上のグリッドを細かくしておかないといい大きさの◯が書けない。
f:id:ossyaritoori:20180126135021p:plain

ファイルの保存とエクスポート

ちなみにこんな感じになる。
f:id:ossyaritoori:20180126141227p:plain

ファイルの保存

左上のFileからSaveを押す or Ctrl+S で保存可。
この時点でDirectにPDFまたはxmlとして図を保存できる。

基本的にPDFで保存するのが良さそうだ。(xmlで保存するとCUIでデザインを変更しやすいとかなんとか)

PDFで保存

PDFで保存すればTexにそのまま貼れるのでPPTで作る際の「EMF→EPS→DVI変換」というクソ面倒なチェーンを組まなくて済む。
また,IPE形式で作成したPDFはそのままIPEで編集可能。

これは結構論文図作成界隈では重要な事項なのではないだろうか。

エクスポート

左上のチェックボックスからエクスポート先を選べる。デフォルトではEPSとPNGの二択。
PNGは時々使うかもしれない。EPSはPDF保存が出来るので必要なさそう。



ちなみに極めるとこれでスライドも作れるらしく,Beamerより良いという説もあるらしい。
使いながら見極めたい。

基本操作や小技など

上のメニューのModeという所から選択モード,並進移動モード等が用意されている。
詳しくはマニュアル参照。
http://simtec.jp/IPE7Manual_JPN.pdf

移動などのショートカット

オブジェクトの移動にはAltを押しながらドラッグする。
他にも覚えておくと操作が楽になるショートカットがあるので適宜覚えて置くと良い。
f:id:ossyaritoori:20180126140351p:plain

プリアンブルの作成

「Edit」→「Document Propaties」からTexのプリアンブルを変更可能。

MATLABのFigureからの連携?

Matlab FigureをTexで使えるTikzに変換する的なやつ。これ関連してたかどうか記憶にないが同カテゴリとして認識しているので加えておく。
https://jp.mathworks.com/matlabcentral/fileexchange/22022-matlab2tikz-matlab2tikz