海外に出張・留学する際の備忘録
海外渡航や留学はいつやってもとても不安になります。ましてや初めての渡航ならなおさらです。
大体半年前くらの時系列から始めて出発前までの確認事項についてまとめてみます。(完全ではないので悪しからず。)
1年前~半年前:渡航費の申請をしよう
全て自費で渡航費を出す!という人はもう少しダラダラしていて問題ないです。
会社からお金が出る人も,今一度渡航費が何処からどういう理屈で出るのか確認しておくことをおすすめします。
問題は学生ですが,財団への申請締め切りが大体この辺なのでどのような財団にアクセスできるかきちんと調べておくべきです。
財団にお金をもらうには,「留学・渡航の理由付け」と「成績や成果」の証明をする必要があります。
特に学生は成績で選別されることも多いので普段から良い成績を維持しておくに越したことはありません。
ただ,成績が良くなくても申請できる団体は多いです。 諦めないように。
また,事前にお金の面倒を見てくれるのが前提な留学プログラムもあります。
大学の国際交流課などに問い合わせてみるのも手でしょう。
語学留学等
大学の学部生だとこの辺が多いかもしれません。
「海外留学推進協会」海外留学を無償支援する一般財団法人
研究助成関係
研究助成は特に締め切りが早めなので学会にAcceptされたらすぐに申請書を書いたりする必要があるでしょう。
研究助成財団:締切り順
3ヶ月前くらい:ビザ,滞在許可の申請
短期の場合は必要ない場合が多いです。飛ばしてどうぞ。
ただし,アメリカ合衆国に行く際はESTAの申請を忘れないように。
Home | Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection
細かい書類の要件はともかく,この時点で揃っていて欲しいのは,
「パスポート」,「滞在先の受け入れ証明書」でしょう。すなわち,ほぼほぼ具体的な日程が決まっていて欲しいのがこの時期です。
これが確定していない場合のんきにことりっぷとか買っている場合ではない。
ビザを取る際に
一ヶ月を超えるくらいの滞在になるとビザの発行が必要になる国が多いです。
面倒な書類を揃えたり,滞在先にプログラムの詳細を発行してもらったりやることはたくさん。
ビザ取得を代行・サポートする会社もあるので必要に応じて手伝ってもらうのもありです。
査証|ビザ申請代行 | 旅行関連事業 | ATC
とにかく「過去に行ったことのある人」や「大学の国際交流課の人」に相談するのが最初にすべきことのような気がします。
これも早めに!
私の場合2ヶ月半前くらいにはじめてくっそギリギリでした。USAめんどい。
航空券の取得は早めが得
航空券は一般に早いほど安いものが手に入りやすいです。
具体的に,私の過去の経験で言うと米国への往復航空券では以下のように4万くらいの差が出てしまいます。
3ヶ月前の最安値:9万弱
1ヶ月前の最安値:13万弱
日程が確定している場合は早めに取るのが良いでしょう。
個人的にはExpediaをよく使いますが,キャンセルや変更の融通が効きにくいので慎重にやりましょう。
Expediaで調べて安かった会社のHPで直接発券がマイトレンドです(楽ではない)。
一ヶ月前~:出発に向けて
この時点で
- 航空券・宿泊予約
- パスポート・ビザ
- 財団の通知(あれば)
- 海外旅行保険
- 荷物
のうち足りないものを埋めていく必要があります。
スーツケースや荷物
個人的経験ですがスーツケースは小さめのものであれば高級なものでなくても十分保ちます。
ド●キで買った5000円くらいのケースが6年近く現役な私が言うので問題ない。(Mサイズ)
大きいモノは比較的良品を飼う必要がありそうです
スーツケースや旅行かばんやトランクケースの選び方
私は口コミを見て「Travelist」という会社のものを購入しました。
まだ使ってないけどキャスターの性能が良いらしいです。
96Lの持ち込みギリギリサイズが良さげ。
以下Amazonリンク
海外旅行保険
保険は任意加入ですが,プログラムによっては強制的に加入を義務付けられます。
AIUの留学保険等がお手頃でしょうが,実は最低限の保険はクレジットカードに付帯することがあります。
楽天カードやEposカードには三井住友海上火災保険株式会社等の会社が管理する保険が付帯します。
特に申し込みは必要ありませんが,保険証の発行には通常1~2週間程度かかるので注意です。