粗大メモ置き場

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Raspberry Pi Mouseのカメラマウントファイルを分割して3Dプリントした話

あらまし

今日始めて近くの3Dプリントサービスを使ってきました。

プリントしたのはラズパイマウスのcameraマウンタです。 DMMmakerさんで高精度にプリントされたものが2700円で売ってます。

https://products.rt-net.jp/micromouse/wp-content/uploads/sites/3/2016/01/main_l.jpg

詳細はこちら。

これを自前で印刷してみようと,近所の工房に来て印刷しました。 お値段は810円でした。(失敗して二度印刷しましたがまけてもらいました^^)

所要時間:28分 \ 積層厚さ:2.8mm \ サポート材:あり(なしで失敗)\ 費用:810円(税込)

3Dプリント時の注意点

一応今回のプリントする時の注意みたいなのをメモします。 超基礎事項ですので経験者は飛ばしてみてください。

  • 向きに気をつける必要がある
  • サポート材は基本ありでやる

向きとは例えばネジ穴などの箇所は穴の中心線に対して垂直にしたほうがいいとかそういうことみたいです。 成形物は鉱物のように積層方向に割れやすいので穴に対して縦に裂けるのを避けるという意図があるそうな。

また,置く向きによって支えが必要になるのでそのことも考えて設計・配置しなければいけないみたいですね。

stlファイルの分割

該当のstlファイルはただで配っているのでそのまま落としてくればいいんですが,部品がくっついていてどうも向きなどの調整が難しいので分離してしまおうと思いました。

工房のPCにはMeshmixerというソフトが入っていたのでそれをつかってやったことをメモします。 基本的には下記のサイトに書いてあることに倣えばよさそうです。

figrobo.blog.fc2.com

  1. 選択ツールでつなぎ目を選択
  2. 編集ツールで削除
  3. 余計な箇所も削れるので解析ツールで解析して修復
  4. 選択ツールで部品を選択,エクスポートを行う
  5. 選択後の編集ツールの「分離」という操作でもオブジェクトを分解できるみたい

とりあえず何もわかってませんが分離自体はできました。

分離したファイル

分離したファイルをここに配布します。

drive.google.com

プリントしたところ,cameraに接続する側の正方形の部品が膨らみ気味ではまらなかったので精度を上げるか,プリント後に削るかしたほうが良いでしょう。

プリントした結果

  • 一回目(サポート材無し)

    f:id:ossyaritoori:20190420201355p:plain
    四足で浮いている部品がうまく印刷できなかった

  • 二回目(サポート材あり)

    f:id:ossyaritoori:20190420201521p:plain
    左:サポート材なし,右:サポート材あり

サポート材を入れないと浮いている箇所は当然失敗します。そらそうや。

後始末

プリント後のサイズが若干合わなかったのでちょっと削ります。ヤスリでやったけどちょっと不格好かも。

所感・まとめ

  • 自前で3Dプリントやるのは結構手間がかかるのとそんなに精度が出ない
  • お金と時間に余裕があるならDMM等に頼んでも良さそう