m1 mac 環境構築メモ① 入力の設定やRemap、基本操作など
3月末にM1 macを買ってウキウキだったものの、なんだかんだWSL2にハマってしまって放置していました。 とりあえずまともにタイピングできる環境を整えたのでメモします。
機体と環境について
- 2021年度版 m1 macbook air
- 16GB, 512GB SSD
- JIS配列キーボード
電池の持ちが一昔前のガラケーレベルなのが最も顕著に恩恵を感じます。 今はGoogle Colabなどで作業環境共同化もできるので回線さえあれば外出時でもそれなりに色々できます。
記事内での設定内容
- Terminalをショートカットで開くようにする
- キーボード設定
- ファンクションキーをFnなしで動かす
- JISキーボードをUS入力風に変更する
- 単語移動を変更
- 装飾キーまわりのメモ
ターミナルをショートカットで開く。
⌘スペースでWin+rのように呼び出しメニューを出せるのでそこでターミナルとうてばデフォルトでもキーボードだけでターミナルを起動できます。
ただ、やっぱCtrl+Alt+T的なので一発で開きたい場合はちょっと回り道をする必要があります。
Automatorというアプリでサービスというのを作成してそれにショートカットを割り振るというのがよく使われているようです。
https://ry0.github.io/blog/2015/10/21/open-terminal-shortcut/#gsc.tab=0
コンフリクトがない限りいくつでもショートカットは設定できます。
まっさらな環境だと普通にcontrol+command+T
を割り振れました。
キーボード設定
基本的なところ
基本的なところは箇条書きにて失礼します。
- capslock -> command
- keyboardの修飾から
- タップしてクリック
- トラックパッドから設定
- Enter一回で入力を確定するなどとか設定
- キーボード入力ソースからWindows風とする
- https://bl6.jp/dev/computer/shortcut-key-switch-desktop/
- FunctionキーをFnなしで起動する。
KarabinerでJISキーボードをUSキーボードに設定
下記の記事の通りにKarabinerをインストールします。
https://qiita.com/canonrock16/items/0c090276b2f1fd8eb0ab
初回はキーボードの識別に時間を取られてちょっとビビります。 その後、権限を求められるのでそのあたりをきちんと設定したらOKです。
私の設定は以下の通り。
変換前 | JISの該当キー | 変換後 | USの該当キー |
---|---|---|---|
international1 | ろ | grave_accent_and_tilde(`) | ‘ |
international3 | ¥ | backslash | \ |
caps_lock | 左下の奴 | left_command | 左⌘ |
right_command | 右⌘ | right_control | 右^ |
右のシフトも使わない気がしているので適当に変換しようかなとは思っています。
Karabinerでその他ショートカット作成
Karabinerでは複数キーの組み合わせもRemapすることができます。
これはComplex modifications
という箇所から設定できインターネット上からインポートしてくることができます。
https://ke-complex-modifications.pqrs.org/?q=option%20%2B%20arrows
例えばWindowsでやっていた操作を一通りMacで動かせるようにするには下記の設定検索からWindows shortcuts on macOS
というのを検索してImportすれば良いです。
自分の場合単語移動をcontrolでできるように下記を入れました。
Exchange control + arrows keys with option + arrows keys
装飾キーまわり
Macを使うにあたりちょっと混乱したのがWindowsであったCtrl/Alt/Winキーの挙動がMacではあまり対応していないことです。
⌘はAltとCtrlの機能を兼ねたような挙動を持っていますが肝心なときにどっちかわからなかったりします。
Pythonを雑に起動して終了しようと思ったら画面分割されたりとか、Chromeで新規タブは⌘Tで出すのにタブ移動は^Tabだったりするのでちょっと困ります。
単語移動関連
WindowsやLinudxではCtrlで単語移動できますが、macではOptionで移動する必要があります。(自分はKarabinerの設定で変更しました。)
とりあえずデフォルトでのvscodeでの挙動を下記メモします。
option | 上下 | 行を保持して移動 |
option | 左右 | 単語移動 |
command | 左右 | 行頭行末移動 |
command | 上下 | 文頭文末移動 |
control | 左右 | ワークスペース切り替え |
control | 上 | ウィンドウ選択 |
control | 下 | 最近開いたファイル表示? |
使いにくいと思った部分は混乱がない範囲でRemapして行けばいいと思います。
また、日本語の単語移動を実現するにはその都度設定が必要のようです。 VScodeの場合はJapanese Word Handerを入れれば良さそうでした。
スクリーンショット
スクリーンショット自分の場合、ファイルに保存する必要はなくてクリップボードに入れば良いことが多いです。 下記を参考にしました。
https://tamoc.com/mac-screenshot-window/#i-3
結論、特定領域・Windowをクリップボードにコピーするには下記のとおりやればいいです。
- control ⌃+command ⌘+shift ⇧+4 で自由領域Cropを起動
- Spaceを押してWindowの選択をする
controlを押さなければ普通にデスクトップに保存されるようです。
その他
プログラム関係 - ターミナルの名前を変更 - https://code-graffiti.com/how-to-change-the-prompt-display-on-the-mac-terminal/ - Xcodeをインストール - homebrewのインストール - VSCODE - https://stackoverflow.com/questions/30065227/run-open-vscode-from-mac-terminal
今後もなにかあれば追加していくと思います。