粗大メモ置き場

個人用,たまーに来訪者を意識する雑記メモ

Anacondaとspyderでwindows上にPython環境構築

Pythonは無料で使える上に有志がたくさんパッケージを作ってくれていて,
非常にPopularな手段になりつつあるのですが,依存関係やパッケージの管理が面倒です。

Anaconda

Anacondaが楽と聞いたので以下を参考にセットアップしました。
http://qiita.com/t2y/items/2a3eb58103e85d8064b6

Anaconda とは

「Anaconda はデータサイエンス向けに一連のパッケージ群を含むディストリビューションですが、一方で Python と conda のみを最小構成でインストールすることもできます。その最小構成のディストリビューションを Miniconda と呼んでいます。」

なるほど~。

インストール

公式サイトからAnacondaの3.x系の64bitインストーラーを入れます。
https://www.continuum.io/downloads
ここからexeをダウンロードして実行すれば完了です。

何やらいろいろ聞かれますが全部デフォルトで行くのが今のところ間違いがないです。
大体10分弱かかるかと思います。

なお、一連のファイルが占拠する容量は大体2G近いのでそこだけ要注意です。

動作確認

適当なところでコマンドプロンプトを起動して,以下のようにAnacondaについて説明が出れば完了です。
試しに"conda"などを打ち込むのが良いでしょう。何か説明が出たら成功です。

その後pythonとかを起動してanacondaに紐付けられているのを確認できたらHappy.
f:id:ossyaritoori:20170523230721p:plain


なんか32bitって出てるけどこれはいいのかしら?

追記

いつの間にかWindowsではanacondaのpathを自動で追加しないようになっていました。
したがってコマンドプロンプトではなくAnacondaプロンプトなるものを使う必要がありそうです。要はanacondaのpathが登録されたcmdってことですね。

ちょっと気持ち不便ですがこちらを使っていきましょう。

numpyの確認

試しに

import numpy
numpy.__file__

と実行してみてAnaconda以下のパッケージが参照されていれば完了です。
なんて簡単なんだ。

Matlab ライクなエディタ spyderを導入

Pythonを少し触って困ったのが定義した変数を簡単に確認できないこと。
matlabライクなコンソールを出してくれるspyderというのがあるということで導入しました。


こんな感じ。
f:id:ossyaritoori:20170524220154p:plain

おそらくanacondaを使えばデフォルトで入っているはずです。

私は以下のページからダウンロード&解凍をしちゃったんですが無いときはこちらで。
spyder-ide / spyderlib / Downloads — Bitbucket

pipなどでもダウンロード可なようです。

変数として定義したxやnumpyで作ったarray?も見えています。figureハンドルは見えなかったけどね…
f:id:ossyaritoori:20170524221025p:plain

発展編

TensorflowやOpencvを使いたい場合は次の記事へとどうぞ
ossyaritoori.hatenablog.com

参考文献

参考にさせていただいたサイトです。
親matlab派に向けたpythonでのデータ解析入門 | Advanced Technology Lab