粗大メモ置き場

個人用,たまーに来訪者を意識する雑記メモ

matlabのコマンドウィンドウでGitを使う

matlabコードをGitで管理していますがコマンドウィンドウからもgitを叩けるのをこのサイト見て知ったのでメモします。

外部コマンドの実行の仕方

じつは”!”を事前につけるとコマンドプロンプトのコマンドが実行できるようです。ipconfigなども打てました。

jp.mathworks.com

一連のgit操作

一連のGitの操作に!を前置すれば済みます

!git add .
!git commit -m "AutoMaticUpdate"
!git push origin master

なんとこれをmファイルでまとめて実行させることもできます。mファイルでシェル芸ができます。 これって脆弱性なんじゃないか…

注意点・エラー

  • matlabユニコードの設定のせいかなにやら文字化けが発生します。これは今の所困ってないので無視。

  • git commitでメッセージを指定しないと通常vim等のエディタが出ますが上記の文字化けと組まれると非常にきついです。メッセージ指定しようね。

  • gitのversionが古いとpush時に以下のようなメッセージが出ます。(文字化け含む)

fatal: AggregateException encountered.
   1 縺、莉・荳翫�繧ィ繝ゥ繝シ縺檎匱逕溘@縺セ縺励◆縲 
bash: /dev/tty: No such device or address
error: failed to execute prompt script (exit code 1)
fatal: could not read Username for 'https://github.com': Invalid argument

ここの記事にある通り公式から最新のverをインストールすることで解決します。

自動でGitでpushする関数

で,やっぱりこういうのは関数化したいわけで, GitComiiter関数を作成しました。evalを使っている邪悪なプログラムですが引数にCommit Messageを受けて動きます。 なお,デフォルト引数としてMessageがないときは自動的に適当なコメントをつけてくれます。

function GitComiiter(message)
 if nargin < 1
     message = 'AutoMaticUpdate'
 end
 
!git add .
eval(['!git commit -m "',message,'"'])
!git push origin master

 end

脆弱性とかよくわかんないので詳しい方のご指摘・ご助言お待ちしております。

RICOHのTHETA SCを買ってきた所感

ストレスが溜まるとなんかしらのガジェットを買ってしまう病にかかってしまいました。 そしてこれもその成果物です。

RICOH 360度カメラ RICOH THETA SC (ブルー) 全天球カメラ 910743

RICOH 360度カメラ RICOH THETA SC (ブルー) 全天球カメラ 910743

スペック詳細

すでに詳しいことを書いてくれているサイト様がいるので以下を参照ください。 aozora-ref.com

記事作成時点の2018年9月では上位種のTHETA Vまたは,THETA Sというのが出ています。

RICOH THETA V 360度カメラ 全天球 910725 メタリックグレー

RICOH THETA V 360度カメラ 全天球 910725 メタリックグレー

価格比較は以下の様になっています。

  • THETA V:5万くらい
  • THETA S:3万強
  • THETA SC:2万弱

本製品の利点は2万円弱とそこそこの値段で本格的な360°カメラが手に入るという点でしょうか。

公式の写真には以下のようなサンプル画像があります。パノラマ画像である点を除いても現在使用しているiPhoneSEではおそらく撮れないですね。

Milky Way from an Norikura Observatory in Mt. Marishiten-dake, Japan - Spherical Image - RICOH THETA

本製品の利点・欠点

カメラとして見たときの本商品の良い点は, - 撮影者を含めて全員を確実にフレームに収めることができる - 露光やISO等の調整ができる - ダイナミックレンジがそこそこ高い という点です。画素数は控えめですが総じてスマホのカメラで手の届きにくい需要に刺さっているというのが本製品の良い点です。

欠点 - 動画撮影の質が残念 - 本体からスマホに画像を送って確認するのがやや手間 - PCからの制御ができない(追記)

動画や高度なことをしたいとなるとエントリー機であるためスペックの低さが厳しいです。 写真をすぐ確認できないのもちょっと不満ではあります。

余談ですがレンズは結構頑丈で何回か落としたことがありますが撮像で目立った傷は出なかったです。

上位モデルを買うべき理由(追記)

ノリでThetaSCを買いましたがキチンと上位モデルを買うべきだったと反省しています。 理由はUSBを介した動画のストリーム受信(Webカメラとして使うこと)がSCでは対応していないからです。

したがって下の記事の様にUSBカメラのように用いたりが出来なくなっています。 THETA S + Raspberry Pi 2でライブストリーミングしてみた

一応Wifi接続してAPIを叩けば640*480の画像が手に入るらしいのですが,正直使用には耐えない感じがあります。 360度カメラは動的な部品なしに全方位観測できるのでいろいろ応用できそうなのでそういったつもりのある方はなるべくS以上の上位モデルを買うべきでしょう。

マニュアル撮影で夜景をキレイに撮影

オートで某所の夜景を撮影すると以下のようになります。

オートでの撮影Test - Spherical Image - RICOH THETA

手で持っているので少しブレるのとノイズが入ってしまうのがわかります。 そこらのスマホよりはキレイですけどね。

そこでマニュアルモードから露光とISOを調整してキレイにとっていきます。(露光2秒 ISO200)

露光1秒,ISO200 - Spherical Image - RICOH THETA

露光時間またはISO感度の数値を上げることで暗い箇所を明るく撮ることができます。 ISOは平たく言うと電気信号の増幅率です。Nikonの説明がわかりやすくていいんじゃないでしょうか。

ISOは信号を増幅するためノイズが乗りやすくなりますので僕のお気に入りはISOを下げて露光時間で調節する方法です。 風景などの静物を撮る際に非常に綺麗にとれるようになります。

ヨセミテで撮った写真ですがこのときはISOを100にして30秒くらい露光しました。ワクワクしますね。なお車の上で取りました。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

相性の良い製品

三脚類

真下と真上以外のほぼ全球を撮れるという特性上どうしても自分の腕や手などが入ってしまうことがあります。景色にフォーカスしたい時など特にそうですが細長い三脚があると良いでしょう。

ケース

普段遣いのケースは付属の布製のもので良いです。耐久性が心配ならメガネケースなどがサイズてきにちょうどよいです。

それでもお金が無限にあればほしいのが耐水ケース。水中の世界を360°で撮るとめちゃくちゃキレイです。南国に持っていきたいくらい。

Okinawa-2 (Using Underwater Housing TW-1) Kiyotaka Kitajima - Spherical Image - RICOH THETA

とんでもなくほしいですが本体と同じくらいの値段するんですよね。タカイヨー Instaのカメラのケースは7000円なのに…

RICOH TW-1 水中ハウジングケース 910753

RICOH TW-1 水中ハウジングケース 910753

なお,筆者はカバーとして以下のシリコンケースを買いましたが手触りと滑りにくさ改善した以外は特に恩恵を感じなかったので本体が傷つくのを厭わなければまずは三脚を買うのをオススメします。

ストラップ

本製品は意外と頑丈ですがそれでもレンズがむき出しですしいろいろと怖いのでストラップなんかをつけておくと良いでしょう。 私も買いましたが落としそうなところでは心強かったです。

でもね,筆者はまずは三脚を(略

所感

都会ではあんまり用途がないですが,旅行で非常に役立つのでなどにぜひ持っていきたいですね。 GrobalWifi等でWifiを借りる際に一緒に借りれるのでそちらの方で試してから見当というのもありです。

要はたーのしー!と。そういうことです。

LogoMakerの無料ロゴ作成サービスが楽しくて30分溶かした話

雑記事ばっか書いてると思われますが,まぁ遊んでいってくださいや。

hatchful.shopify.com

使用に際する要項などが特にないっぽいのでスクリーンショットで回収しちゃっても良さそうですが,そこは個人の倫理観に任せます。

選択事項は, - ジャンル(Tec向け,子供向け,スポーツ…) - シチュエーション? - 用途(ブログ,名刺用 - ロゴイニシャル などです。

こんな感じにロゴが出来ていきます。 f:id:ossyaritoori:20180828213237p:plain

そのうち1つを選ぶとフォントや色等の微調整ができるっぽいです。 f:id:ossyaritoori:20180828213731p:plain

なお,画像のダウンロードにメールアドレスを打ち込む必要があるのはちょっと抵抗があるかもしれません。 正方形のロゴ画像だけでなく,各種SNSに合わせたいくつかのパターンを用意してくれるので自作exeソフトのアイコンとかにしても良さそうです。

Texで脚注をつける in 電気学会

電気学会での作法

電気学会では脚注は*か+を使えと言われます。 出展:http://www.iee.jp/wp-content/uploads/honbu/31-doc-honb/50-01-1-0-2.pdf

Latexでこれを実現するには以下の様に書きます。

\renewcommand\thefootnote{*\arabic{footnote}}
\footnotetext[注釈番号]{テキスト}

こんな感じになるわけです。

出展:footnote: LaTeX

+印にしたければ上の\arabicの前の*を+に変えれば良いです。

また,記号だけにしたければfnsymbolが使えます。 追記:ただし,fnsymbolは環境によって挙動が違うかもしれません。

私の環境ではダガーマークを並べる表記になりました。 以下のように設定すれば5つまで†を並べられます。

\renewcommand\thefootnote{\dag\fnsymbol{footnote}}
\footnotetext[0]{†1つ}
\footnotetext[1]{†2つ}
\footnotetext[2]{†3つ}
\footnotetext[3]{†4つ}
\footnotetext[4]{†5つ}

Caption に Footnoteをつける

Caption に 脚注を入れるとエラーが出ます。

\footnotemarkというコマンドを使いますが,エラーが出ることがあるので\protectを前置すると良いでしょう。 tex.stackexchange.com

\caption{ここに脚注 \protect \footnotemark}

\footnotetext[番号]{文章}

Latexでの引用符の書き方注意

毎回指摘するのも疲れるしここに書いておきます。

Latexでの引用符の書き方

論文のタイトルなどの引用符は表記上は基本的に""(ダブルクォーテーション)を用います。

しかし,Texでそのまま書いてもあんまり良い結果になりません。 正しくは`(@のところにいるやつ)と’(7のところにいるやつ)を使います。

"Smart Electricity Meter Data Intelligence for Future Energy Systems: A Survey"

ではなく,

``Smart Electricity Meter Data Intelligence for Future Energy Systems: A Survey''```

と書くのです。

結果はそれぞれ f:id:ossyaritoori:20180822121958p:plainf:id:ossyaritoori:20180822121928p:plain のようになります。

おわかり

余談

Texを使っているならBibtexを使わない手はないのでよっぽど小規模な文書出ない限り出番がないかもしれませんね。 まだの人ははやくMendeleyとかと連携してBibtexを使いましょう。

Myscriptで手書きのTex入力環境 in Android タブレット

Myscriptによる手書き数式のTex変換

Texの面倒な数式を回避する際にはマクロを使ったりなんやかんや工夫が求められているかと思います。

TexStudioにも手書き認識機能がありましたね。 ossyaritoori.hatenablog.com

以下のサイトが結構良さげなのでこれを用いて数式をメモするのが手段としてアリかも。 Myscript

試しに正規分布の式を書いてみました。ちょっとコツが必要

f:id:ossyaritoori:20180821215418j:plain

ちょっとおかしいのはご愛嬌ですがちょっとしたメモとしては成立するのではないでしょうか。 他にも行列はOKですが,太文字には対応していませんでした。

なお,以前はアプリ版が存在したらしいのですが今はなんか有料の劣化版アプリが出ていてあまり魅力的ではないです…

Webページへのショートカットをホームに追加

Chromeのアプリの機能で右上の︙マークから「ホーム画面に追加」という項を用いてホーム画面に追加できます。やったね。

作ったTex文を共有

あとはどうとでもなるのですがPCとの共有手段をこれから吟味します。 候補としては,

などのクラウドに一度上げてしまうのを考えています。

Study of か Study on か?

はじめに

「~~に関する研究」を英訳するときに「A Study on ~~」を使うか「A study of ~~ 」を使うか迷いますね。 私は前者でしたが後者もゴロが悪くないのでどっちがいいのかなぁと漠然と調べてみました。

日本語サイト

事例1:ON派

Yahoo 知恵袋のページより。

以下のような言い回しが言及されてます。

study in 〜における研究
study on 〜に関する研究
study of 〜の研究
study into はわかりません。

一番多く目にするのは、study onではないでしょうか。
学術「に関する」の意味では、前置詞onがふつう用いられます。

実際学術論文ではStudy onの方が多くHitするように思われます。

事例2:Of 派

一方で論文タイトルでない平文では文法的にofが多く用いられるようです。例文の出展

<例1> Acoustics is the study of sound and sound waves.
(音響学とは音と音波の研究のことである)

<例2> Ecology is the study of habitats and the living things that live in them.
(生態学とは生息地とその中の生物の研究のことである)

<例3> A study of atomic structure has proved that the nucleus of an atom
consists of protons and neutrons.
(ある原子構造の研究から、原子核は陽子と中性子から構成されることが分かった)

英語圏における議論

英語圏においても議論があり,ここにおける議論が非常に参考になります。

意見としては,

  • どちらも意味が通じるのでどっちでも良いがofが好き
  • 文法的にはofが正しいのでofを使うべき
  • Googleでの検索数が100:1でofの方が多い(これには反論が多かったです)

など,ofを推す声が多かったです。

ニュアンスの違い

先程のページの中で若干のニュアンスの違いについて言及されたコメントがあります。(ここの議論にもあります)

I would use "on" if talking about a formal study with carefully defined procedures and goals. I would use "of" in a less formal context.

I'm trying to organise funding for a long-term study on the factors causing ...

Our results will be meaningless without at least a brief study of the factors causing ...

Study onの後に続くのはよりキチンと定義されたFomalな内容であり,ofはより一般的な意味合いを持つということみたいです。 これは少し個人的な感覚にも合致します。

面白いのは他のいくつかの議論でも上記の発言が引用されてonが勧められている節が有り,Googleの検索結果が言論を作っているのではというのが気になりました。

他には,下記のサイトにて

“study of” vs. “study on”

(Oxfordの辞書の引用をした後に)

So "study on" is OK, as well as "study of". To my mind the difference is:
1. study of = studying smth. (somethingの略)
2. study on = studying on topic of

という話もあります。on のあとに続くのは明確に定義されたトピックであるということですね。

まとめ:自分の解釈

概してどちらでも文法的には咎められない(少なくとも決着がつかない)という前提で自分の解釈を書きます。

なお,その後いくつかの議論を見ていくとofしか認めないという意見の方もいる(逆は居ない)ので場合によっては指摘されるのを覚悟したほうがいいかもしれません。


A Study on Xと書くのはこのStudyがXについての研究体系の1つに組み込まれるという印象を持ちます。 A Study on Humanと書けば「人間について行われた多くの研究」のうちの一つであるとタイトル的に暗示している雰囲気があります。

一方で,A Study of Xと書けばXについての研究であることを単純に主張する形になるかと思います。この研究は単にXについて調査したものであると感じられるので,従って先例がなかったり体系だっていないときは「A Study of チュパカブラ」のような表現が望ましいと思われます。

したがって学術論文のタイトルとしては先例と体系だった背景を感じさせる「on」を使う方が良さそうに思われます。

皆さんの意見をお聞かせください。