粗大メモ置き場

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RICOHのTHETA SCを買ってきた所感

ストレスが溜まるとなんかしらのガジェットを買ってしまう病にかかってしまいました。 そしてこれもその成果物です。

RICOH 360度カメラ RICOH THETA SC (ブルー) 全天球カメラ 910743

RICOH 360度カメラ RICOH THETA SC (ブルー) 全天球カメラ 910743

スペック詳細

すでに詳しいことを書いてくれているサイト様がいるので以下を参照ください。 aozora-ref.com

記事作成時点の2018年9月では上位種のTHETA Vまたは,THETA Sというのが出ています。

RICOH THETA V 360度カメラ 全天球 910725 メタリックグレー

RICOH THETA V 360度カメラ 全天球 910725 メタリックグレー

価格比較は以下の様になっています。

  • THETA V:5万くらい
  • THETA S:3万強
  • THETA SC:2万弱

本製品の利点は2万円弱とそこそこの値段で本格的な360°カメラが手に入るという点でしょうか。

公式の写真には以下のようなサンプル画像があります。パノラマ画像である点を除いても現在使用しているiPhoneSEではおそらく撮れないですね。

Milky Way from an Norikura Observatory in Mt. Marishiten-dake, Japan - Spherical Image - RICOH THETA

本製品の利点・欠点

カメラとして見たときの本商品の良い点は, - 撮影者を含めて全員を確実にフレームに収めることができる - 露光やISO等の調整ができる - ダイナミックレンジがそこそこ高い という点です。画素数は控えめですが総じてスマホのカメラで手の届きにくい需要に刺さっているというのが本製品の良い点です。

欠点 - 動画撮影の質が残念 - 本体からスマホに画像を送って確認するのがやや手間 - PCからの制御ができない(追記)

動画や高度なことをしたいとなるとエントリー機であるためスペックの低さが厳しいです。 写真をすぐ確認できないのもちょっと不満ではあります。

余談ですがレンズは結構頑丈で何回か落としたことがありますが撮像で目立った傷は出なかったです。

上位モデルを買うべき理由(追記)

ノリでThetaSCを買いましたがキチンと上位モデルを買うべきだったと反省しています。 理由はUSBを介した動画のストリーム受信(Webカメラとして使うこと)がSCでは対応していないからです。

したがって下の記事の様にUSBカメラのように用いたりが出来なくなっています。 THETA S + Raspberry Pi 2でライブストリーミングしてみた

一応Wifi接続してAPIを叩けば640*480の画像が手に入るらしいのですが,正直使用には耐えない感じがあります。 360度カメラは動的な部品なしに全方位観測できるのでいろいろ応用できそうなのでそういったつもりのある方はなるべくS以上の上位モデルを買うべきでしょう。

マニュアル撮影で夜景をキレイに撮影

オートで某所の夜景を撮影すると以下のようになります。

オートでの撮影Test - Spherical Image - RICOH THETA

手で持っているので少しブレるのとノイズが入ってしまうのがわかります。 そこらのスマホよりはキレイですけどね。

そこでマニュアルモードから露光とISOを調整してキレイにとっていきます。(露光2秒 ISO200)

露光1秒,ISO200 - Spherical Image - RICOH THETA

露光時間またはISO感度の数値を上げることで暗い箇所を明るく撮ることができます。 ISOは平たく言うと電気信号の増幅率です。Nikonの説明がわかりやすくていいんじゃないでしょうか。

ISOは信号を増幅するためノイズが乗りやすくなりますので僕のお気に入りはISOを下げて露光時間で調節する方法です。 風景などの静物を撮る際に非常に綺麗にとれるようになります。

ヨセミテで撮った写真ですがこのときはISOを100にして30秒くらい露光しました。ワクワクしますね。なお車の上で取りました。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

相性の良い製品

三脚類

真下と真上以外のほぼ全球を撮れるという特性上どうしても自分の腕や手などが入ってしまうことがあります。景色にフォーカスしたい時など特にそうですが細長い三脚があると良いでしょう。

ケース

普段遣いのケースは付属の布製のもので良いです。耐久性が心配ならメガネケースなどがサイズてきにちょうどよいです。

それでもお金が無限にあればほしいのが耐水ケース。水中の世界を360°で撮るとめちゃくちゃキレイです。南国に持っていきたいくらい。

Okinawa-2 (Using Underwater Housing TW-1) Kiyotaka Kitajima - Spherical Image - RICOH THETA

とんでもなくほしいですが本体と同じくらいの値段するんですよね。タカイヨー Instaのカメラのケースは7000円なのに…

RICOH TW-1 水中ハウジングケース 910753

RICOH TW-1 水中ハウジングケース 910753

なお,筆者はカバーとして以下のシリコンケースを買いましたが手触りと滑りにくさ改善した以外は特に恩恵を感じなかったので本体が傷つくのを厭わなければまずは三脚を買うのをオススメします。

ストラップ

本製品は意外と頑丈ですがそれでもレンズがむき出しですしいろいろと怖いのでストラップなんかをつけておくと良いでしょう。 私も買いましたが落としそうなところでは心強かったです。

でもね,筆者はまずは三脚を(略

所感

都会ではあんまり用途がないですが,旅行で非常に役立つのでなどにぜひ持っていきたいですね。 GrobalWifi等でWifiを借りる際に一緒に借りれるのでそちらの方で試してから見当というのもありです。

要はたーのしー!と。そういうことです。