実家に帰ったら親にiPadのデータ移行をしてほしいと頼まれました。
なんだそれだけかと思ったらこれがなかなかうまく行きません。
iTunesを用いたiPhone,iPadのバックアップ,復元の注意点
詳細な手順は他のサイトを見てもらうとして,この際に気をつけるべきは
- 使用しているiOS,iTunesは正しくアップグレードされているか
OSやiTunesのバージョンが異なるとエラーの元なので一度環境を整えてからやってみてください。
ちなみにソフトを最新にした後のウチの環境は,
PC:windows7
メモリ:2G
CPU:Corei3(4年前くらいの)
です。メモリ2Gって…orz
それでもうまくいかない!
うちはそれでもうまく行きませんでした。
復元をボタンを押してもしばらくすると
『iTunesはiPad”xxx”を復元できませんでした』のエラーが出ます。
そこで以下のサイトの情報を見つけました。
セッションが失敗したため、iTunesはiPhone”xxx”を復元できませんでした。iPhoneの復元ができない。 | Astro.jp
解決法は,,,
”バックアップから復元中”のwindowをクリック,ドラッグし続ける!
な,何を言っているのかわからないと思うが(以下略
試しにwindowをポチポチクリックとドラッグしていたらこれが実際効いたんです!
対象のプロセスを常に最優先にしていないとリソースが足りなくなる的な何かなんでしょうか。
このままでは時間と労力をとても消費します…
うちのは1時間くらいかかったので人力ではやめたほうが良さそうです。
自動でクリックし続けるソフト(簡単)
クリック動作を自動でやってくれるものとして,
連打くんというツールがあるみたいです。
Vector:連打くん (WindowsMe/98/95用ソフト / ユーティリティ)
上記のURLでダウンロード可能です。
※フリーソフトなので自己責任で管理をお願いします。
簡単操作かつ強力だったので以降これでやっていきます。
UWSC を使う(経験者向け)
同種のソフトにUWSCがあります。こちらは任意にプログラム可能であるため,もっと凝った操作が可能です。
自動ツール作成経験者はこれを使ってもいいでしょう。(私も持ってますがやらない)
また,AutoClickPositionsというソフトを用いてみましたがクリック頻度が低くおすすめできません。
Pythonで書く(暇人向け)
Pythonをインスコしているなら自分で自動クリックプログラムを書くことができます。
以下に基本ルーティンを書きます。
マウスの座標をうまく取得してループで回せばきっとなんとかしてくれることでしょう。
正直pythonがインスコ出来てて,まともに動くPCなら上記問題は起きないかと思いますが。
# -*- coding: utf-8 -*- from ctypes import * user32 = windll.user32 import time if __name__ == "__main__": #ここから処理 x = 0 #座標指定 y = 0 user32.SetCursorPos(x,y) #カーソル座標移動 user32.mouse_event(0x2,0,0,0,0) #左クリックを押す time.sleep(0.2) #0.2秒待機 user32.mouse_event(0x4,0,0,0,0) #左クリックを放す
『連打くん』を使った復元成功法
予め言いますがこの作業は通しで10時間以上かかります。急ぎでなくかつPCを触らない就寝時などに行ってください。
連打くんを用いることで時間を大幅に短縮!
すごいぞ!連打くん!
プログラムを解凍してexeファイルを実効すると,
のような画面が出ます。
クリック間隔を1秒前後にして,「F9」を押すと自動でクリックし始めます。
従って入れる数字は1000より少し小さいくらいがおすすめです。
そして「F10」をおして終了します。
コツ
最初の「かかる時間を計算しています」のところが1番シビアな印象です。
ここは人力でwindowをクリックした方が良いかもしれません。
その後残り時間が表示されるようになったら連打くんにまかせる,といった手法を取りました。
おまけ
クリック間隔とかかる時間の関係。
- クリック間隔:3秒 → かかる時間25時間(推定)
- クリック間隔:0.8秒 → かかる時間1時間(推定)
なんなんだ。