粗大メモ置き場

個人用,たまーに来訪者を意識する雑記メモ

PCの空き容量が急に減った話(Latex暴走事件)

事件概要

シミュレーションを走らせていたらPCの空き容量がいきなり0になりました。
しかも減ったのは200G近く!

なにを言っているか(略)
f:id:ossyaritoori:20170102010912p:plain

これは仕事どころではない。GWを返せ。

犯人は誰だ

慌てて以下のメモリ新弾ツールを導入しました。
「DiskInfo」フォルダー内のファイル占有率を表示 - 窓の杜ライブラリ
頼むぞ。

これで中身を精査すると下の図のようにメモリの使用率をGraphicalに示してくれます。


なんだなんだ!?

辿っていくと…

どう見てもこいつが犯人やろ…
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ちなみに場所は「C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp」にありました。

見ると
mY9956.log
等を名乗る謎のlogファイルが出力されていました。

よくよく見るとこれはTexのlogファイルではありませんか。ということで速攻消しました。

原因は何なのか。

logは複数ありよく見るとTexファイルのlogのようです。

以下の文から始まります,
This is pdfTeX, Version 3.14159265-2.6-1.40.16 (TeX Live 2015/W32TeX) (preloaded format=pdflatex 2015.5.19) 3 MAY 2017 01:27
entering extended mode

ちょうど昨日Beamerいじってたあたりです,

元凶のTexファイル

以下のようなTexファイルをコンパイルした結果?こんなログが出ているようです。
ちなみにTemp以下にあるのですが何処から生まれたのかよくわからないです,

なお,これと同じ内容のがたくさんあって正直ブルっちゃいました。
なんなんだ…

\documentclass{article}
\usepackage{filehook}
\usepackage{currfile}
\AtBeginOfEveryFile{\message{^^Jentering file \currfilename ^^J}}
\AtEndOfEveryFile{\message{^^Jleaving file \currfilename ^^J}}
\tracingonline=1
\tracingassigns=1
\usepackage{ajmacros}
\tracingassigns=0
\AtBeginOfEveryFile{}
\AtEndOfEveryFile{}
\begin{document}
\end{document}

そして訪れる平和。

消す際にもずっとpdflatexが該当するファイルをコンパイルし続けていたのでタスクマネージャーからKillして一件落着。

こうしてCドライブに平和が再び訪れたのでした。
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しかし顛末はわからない

platexが延々にファイルをコンパイルしたlogを吐いていたのが原因でした。
Beamerをいじっている時によくわからないプログラムを走らせてしまったのか,
あるいは悪意あるソフトによる攻撃だったのかまだわからないままです。


誰かおしえちくり~~


(完)

追伸

この記事を書きながら問題解決を行っていたため途中文章に乱れがあるかと思います。
「ライブ感」ということで読者の皆様にはお許しいただければと思います。

また,ファイル診断のフリーソフトは結構気に入りました,続投決定です。