夫婦共働きにおける家計管理どうしてますか? 〜 我が家のケース 〜
はじめに
現在の日本にて夫婦共働きという家庭は結構あるかと思います。
しかし、肝心な家計管理の手法については下記のようなまとめサイトばかりで実際どのようにやりくりしているのかといった情報が少ないように思います。
この記事はひとまず自身のケースを備忘録として公開して、あわよくば他の方の情報も聞きたいという趣旨のもと書かれています。
目指す運用
前提
大前提として、
- 夫婦共働き
- 年収や労働時間に極端な差がない
こととします。また、ちゃんと話していませんが家計管理の目的は「支出の管理と貯蓄」にあるものとします。
家計管理に求めるもの
とりあえず家計管理のシステムに求めるのは下記の2点です。
- 貯蓄や日常生活の支出については明確に管理したい
- 私費や趣味に使ったお金はある程度相手からわからないようにしたい
また、原則として以下のような思想のもとやりくりを考えています。
- 必須なもの・面倒なものは自動化
- それ以外は人の手で調整できる余地を残す
家計管理サンプル
とりあえず、我が家でやっていることを下記に記します。
共有口座
個人で持つ口座の他に共有口座を一つ作って、そこから家賃などの固定費を支払うようにしています。
入金額はお互い相談して決めますが、固定費より多めに入れることで貯蓄用の口座としても振る舞えるようにしています。
良い点
- 年ごとに決まった固定額を入れるだけなので管理が楽。
- 個人の細かな出費を共有しなくても良いので気楽。
課題に感じる点
- 結局、共有口座よりも個別口座にお金が溜まっている(いくら入れるか問題)。
- 相手の個別口座や資産の状況についてあまり把握できない。
- 年1で年間の収支を共有するイベントをするのが良いと思うがまだやってないのでわからない。
貯蓄用と固定費用の口座は分けるという意見もあるようですが、口座を増やすと管理がめんどくさそうなので今のところはやっていないです。
家のための支払いの集計
食べ物の買い出しなどを始めとする「家のための買い物」はお互いが気づいたときにそれぞれ行うためどうしても出費に差が出てしまいます。
会社での経費申請のように購入時のレシートをもとに集計して支払いの差額を可視化するようにしています。
※ Zaimの採用理由(クリックして展開)
ちゃんと検討したわけではありませんが、下記のような理由でZaimを採用しました。
Tips
良い点
- レシートを撮影するだけで全て登録できるので慣れれば早い
課題
- 個人の収支管理(Money forward)と二度手間な感じがする
- 物品を確認することをしないので悪意があれば容易に経費申請しまくれる(脆弱)
わからないこと
個別口座と共有口座の貯蓄の比率
大体の場合、個別口座と共有口座のそれぞれで貯蓄をしていくこととなるかと思いますがこれをどちらに振るべきかわかっていません。
共有口座はどちらかの名義で作られることが多いかと思いますが、場合によっては口座名義人へのパートナーからの「贈与」として税務署に目をつけられるケースもあるようです。(もっとずっと先の話な気もする。)
個別口座に貯めるとするとお互いにどれくらい貯めるかなどの合意をきちんと取る必要があるのが大変そうに感じます。
個別口座情報の共有(全体の支出をどう集計するか?)
今まで話したとおり、お互いに個別管理の口座には突っ込まないのが前提になっていますが、とはいえ家計全体の収支やその内訳は把握しておきたいわけで年1などで決算報告などをする必要があるイメージでいますがこのあたりを具体的にどうやるかまだ決めていません。
最低限、
- 収入と支出額、投資口座の金額
- 支出の内訳(カテゴリ毎)
は知りたいはずですがうまいこと細かい情報にマスクしつつ知りたい情報を共有する仕組みがあればいいなと思います。
調べると、今はOsidoriというアプリが無料でそのあたりの機能をそろえているそうなので気になっているところです。
おわりに
ということで家計管理@我が家のケースをご紹介しました。
共有口座とレシートで家計での経費管理をすることでそれなりに公平そうな仕組みにはできていそうですがもっと良い方法があるなら知りたいです。
一つ確実にオススメできるのは夫婦で何かと外部とやり取りする際、共有のGoogleアカウントがかなり便利(メール・TODOの共同編集やアプリ連携など)ということです。