粗大メモ置き場

個人用,たまーに来訪者を意識する雑記メモ

怠惰な学生がJASSOの第一種奨学金の取得のために準備するべきこと(気をつけるべきこと)

結論から言うと保証人が立たなかった関係で私は奨学金はやめました。

腹いせに,事務作業の苦手な学生を想定して注意点とかつらつら書いて置くことにします。
なお,学校によって必要書類が若干違うという噂も聞いているのでそこんところは臨機応変に。

Q:奨学金って私でも貰えるの?

A:一人暮らしの大学院生なら大体もらえます。

奨学金には本来所得制限があり,マジモンに困ってる人以外は受けられないのですが,
大学院生になると実家の所得状況に関わらず,一人暮らしの世帯の収入と支出で判断してもらうことが可能です。


従って,「実家はそこそこお金あるけど一人暮らしきついのでお金ください」という事が可能です。

奨学金の書類を受け取りに行こう

大学の事務に行って,奨学金の書類を受け取りましょう。話はそれからだ。
複数のキャンパスにまたがっている場合は中心的な1キャンパスでしか配ってないとか受け付けないとかザラです。
殺意が湧きますね。

後は,分厚い冊子をよく読んで必要書類を準備すればいいです(記事終了)。
このやる気を削ぐ書類を見るより身近な人に聞いたほうが良いです。


友達や頼れる先輩の居ない人のために
以下幾つかの注意点についてまとめてみました。

収入に関する証明書で親からハンコとサインをもらう

月々の親の仕送り額を親に書いてもらってハンコとサインを貰う必要があります。
この書類は大事な上,親元を離れて一人暮らししている君達には非常に面倒くさいと思うので最優先でやってもらいましょう。

なお,最低限名前とハンコだけ貰えば仕送り額は自分で書いても良いようです。
まぁうまく調整してください。

先生に推薦書をいただく

必要書類の中で早めにやったほうが良いものとして,推薦書があります。
この推薦書には先生のハンコとサインが必要なので締め切りギリギリにいきなり手に入る人は少ないでしょう。

早めに動くんだよ。(なお,うちの大学は事情を説明して待ってもらうことが可能。)

なお,推薦所見は基本的には自分で草案を書いて先生の負担を減らすのが普通です。
大学院生たるもの自分のアピールポイントくらい自分で用意できるようにしましょう。
奨学金申請のための推薦状/推薦文の例文

収入に関する証書はめんどくさいぞ!

もし貴方がバイトをしていたなら面倒な事が起きます。
貴方の前年度の収入と今年度の収入がどんなものになるのか,きちんと雇用主に証明して貰う必要があります。

それに加えて源泉徴収票もきちんと添えなければ行けません。捨てるなよ。
なくしたらバイトはしていなかったことにしとけ

通帳のコピーも要求される

収入の欄に貯金の取り崩しなどの項があり,それに当てはまる人は直近三ヶ月の通帳コピーも要求されます。
普段通帳に記帳しない諸君は銀行に行く必要があります。

また,通帳の1ページ目も要求されるので忘れずにコピーを。
ていうか通帳なんか複数持ってて当たり前だしこんなのみても何の意味もないぞ。

保証人を2人立てたか?

返済の仕方において,保証人を立てる方法と機関保証に頼る方法があります。
後者は他の機関に返済時の保証を頼む代わりに毎月奨学金のいくらかを天引きされるシステムになります。


つまり貰った額より多く返さなければいけないので,なるべく前者の方が良いです。

保証人の条件

保証人の条件はざっくりいうと「逃げない」かつ「十分返済能力のある」親族です。


そして,「父母」に加えてもう1人選出する必要があります。
おじやおばに頼るのがよくあるパティーンですが,親族が海外にいる場合は厄介です。(実際断られました。)
親族以外にもこれをお願いすることが出来ますが,収入の証明書や誓約書を出させるなんて,
今時儀父母くらいにしか頼めないのではないだろうか。(嫁はダメだそうな)

申請窓口には早く並べ

当然ですが申し込み当日にはたくさんの人々が奨学金を申請しに来ます。
窓口の狭いこと人の多いこと。早めに書類を仕上げて並んで提出するのが精神衛生上最も良いかと思われます。

そしてこういう手続は漏れがあるのが前提なので多少書類が足りなくてもとにかく期日までに行ってみること!

おわりに

お金周りはめんどくさい!